形の無いおもちゃ


アルフェテ工作室のものがたり

形の無いおもちゃ

 


アルフェテ工作室の始まりはワークショップではありませんでした。

いつか1人であそべないおもちゃをつくりたいと思っていたんです。
あるとき。それは、形がなくてもいいのだと思ったんです。

形のあるおもちゃは、世の中に山ほどあるし。それに、いつか飽きてしまいます。(長年愛されるものもありますね。) ワークショップならいつも姿形を変えてあそべるなぁというのが動き出した始まりです。

完成品をつくることにこだわらない『実験』のようなものづくりができたらいいなぁと思いました。
そうやって、ワークショップを開催し始めると。ものづくりが好きな人や、この実験という価値観に惹かれたなかまが少しずつ増えて行きました。

集まるのは、ほとんどものづくりの畑とは違うなかまたち。そんな集まりだからこそできることをやろうと考えていました。
ものづくりが得意な人はもちろんのこと。好きだけど。上手くできないのが恥ずかしいとか。みんなと同じペースでできないとか。

そんな人の気持ちがわかるスタッフがいいなぁと思っています。
例えば、ワークショップのメニューは、そのスタッフ内で試しにやってみたりします。

すると。上手くいかないことたくさんわかります。もちろん楽しいことも。
そして、可能性をどうすれば広げていけばいいのか?いつも考えています。

画材や道具。進行の仕方などを考え直していきます。
そうやって、私たちなりのおもちゃをつくります。

私たちのつくるおもちゃは、参加してくださるみなさんに合わせて変化していきます。
年齢も性別も分けません。

こどもたちがいることで広がる世界と。
大人が広げることができる世界。

いっしょにつくるのは、楽しいし。ユーモアをたくさん見つけることができます。
ものづくりの時間の中で、完成品を上手につくることから自由になって、物事を見る目を養えたらいいなぁと思います。それは、自分を活かしてくれる時間になるのと信じています。

色の名前をたくさん知っていることもスバラシイです。
けれど。文字情報だけでは無くて、自分の目で見た色は、鮮明に美しく記憶に残っていくと思います。
そんな目を持っていれば、見逃してしまいそうなうつくしい時間にたくさん出会っていけるのかもしれないと思っています。
けれど。難しく考えると固まってしまいます。

私たちの言葉で表現するなら
ワークショップ=『形の無いおもちゃ』と考えてもらえたら嬉しいなぁと思います。

みんなでおもちゃであそびたいのです。

いっしょにそんな活動を協動してくれるなかまを募集しています。

詳しくは、以下へ
http://arfete.com/?cat=35

アルフェテ工作室の本をつくりました。