#ものづくりの道具の話 
今更聞けない筆の持ち方 初級編

本当のところどうなの?

知りたいけど。誰に聞いたら良いのかわからない?ものづくりの素朴な疑問ありませんか?アルフェテ工作室では、私たちがやってみた実験をシェアーしています。


絵を描くときの筆は、自由です。

例えば、アルフェテ的『筆の持ち方について』

筆は、お箸とは、少し違います。物書きをするときの鉛筆とも違います。絵を描くときの筆は、自由です。私たちは、正しい持ち方は、無いのでは?と思っています。

同じ筆も。持ち方一つで線や表情が変わって来ます。
例えば、
◎鉛筆を持つように
◎スコップを持つように
◎箒を持つように
これだけで変わって来ます。筆の持ち方を色々試すだけでもあそびになるはずです。

カラダ全身で描こう
私たちのカラダは、どこもまっすぐにできていません。骨も。そのつき方も。筋肉だって。だから、そのまま線を描こうとしてもまっすぐには引けないはずです。意識的に思い通りに筆を動かすことも大切です。これができるとイメージ通りに描きやすくなります。
けれど。まっすぐでは無いカラダを活かして描いたものには、特別な味があります。筆の持ち方よりも。姿勢とか。それを支えるもう一つの手。そして指の方が大切かもしれないです。

こどもたちの筆使いを
自由にさせてあげませんか?
大人がやり方を決めるんではなくて。いっしょに選択肢を探して見ましょう。
きっと使い分けながら、絵を描く楽しさをもっと広げてくれるはずです。そして、筆を知るともっと楽しくなります。

やり方が決まっているものは、飽きてしまいます。絵を描くことは、新しい世界に出会うこともできるんです。実験してみましょう。

次回は、アルフェテ的“愉しい筆の使い方”でいっしょにあそんで見ましょう。

 

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